マイコトキシン-イムノクロマト定量 Symmetric
カビ毒/マイコトキシン検査用のイムノクロマトキット。
専用小型リーダーを用いて、穀類や様々な試料を精確に定量できます。すべてのキットが同一抽出液から検査できます。
Symmetric Green シリーズ
Symmetric Green イムノクロマト
仕様=テストストリップ48本、 試薬封入マイクロウェル48、ウェル分注済希釈液48本、抽出用バッファー濃縮液
測定原理=競合イムノクロマト(専用のリーダーシステムが必要です)
製造:ProGnosis社
◆Symmetric アフラトキシン Green (定量範囲1.3-30ppb 最大500ppb)
◆Symmetric オクラトキシン Green (定量範囲1-20ppb 最大500ppb)
◆Symmetric デオキシニバレノール(DON) Green(定量範囲0.15-5ppm 最大50ppm)
◆Symmetric フモニシン Green(定量範囲0.15-4ppm 最大40ppm)
◆Symmetric ゼアラレノン Green(定量範囲35-800ppb 最大8ppm)
◆Symmetric T-2/HT-2トキシン Green(定量範囲40-600ppb 最大20ppm)
◆Symmetric オクラトキシン ワイン (定量範囲0.35-5 最大25ppb)
イムノクロマト法による約5分間のストリップテストでマイコトキシンの定量が可能。
すべてのキットで同一の抽出液を用いることができるので、マルチトキシンテストには有利です。専用の小型リーダーでは、3種3本同時に定量できます。
また、適用試料の豊富さが特長です。
前処理
破砕均質化試料に抽出バッファー3倍量を加えブレンダー混合(2分間)
ろ過あるいはミニ遠心機で精製
希釈用チューブ(分注済で添付)内で混合希釈
(アフラトキシン・オクラトキシン・T-2トキシンでは不要)
テスト操作
アッセイ液を試薬ウェルに滴下して溶解混合
ストリップを挿入、3分間室温インキュベート
終了後 3PR MINI リーダーで読取・記録
操作フロー
ここがポイント
- 全種類同じ抽出液から試験できます。
- 短時間で単純な試験操作とワンクリックで定量値がえられます。機器分析はもちろん、ELISAよりも圧倒的に簡単です。
- 参照標準液の分の試験も不要なのでムダの無い試験が可能、コストが削減できます。
- 同メーカーからはUSDA/GIPSA認証のELISAキットも販売されています。両シリーズとも外部精度管理試験でのZ-スコアを公開するなど、国際的な信頼があります。