食品・環境 検査試薬キット

マイコトキシン イムノクロマト定量 TotalTox

カビ毒/マイコトキシン検査用のイムノクロマト(ラテラルフロー)キット。専用スキャナシステムを用いて、穀類はもちろん飼料副原料や落花生などの試料も精確に定量できます。

専用スキャによる定量キット TotalToxシリーズ
専用スキャによる定量キット QuickScanシリーズ
目視定性キット QuickToxシリーズ

 

TotalTox マイコトキシン シリーズ

TotalTox マイコトキシンシリーズ

仕様=50テストストリップ、反応容器、反応バッファー、抽出液ほか
測定原理=競合イムノクロマト(専用のリーダーシステムが必要です)

◆TotalTox アフラトキシン (定量範囲1.5-30ppb)
【適用試料】 コーン 、コーン粉、小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦、玄米、ソルガム 、マサ粉、綿実、DDGS 、コーングルテンミール、コーンジャーム、大豆ミール等
USDA GIPSA/AOAC PTM性能認証

◆TotalTox デオキシニバレノールDON (定量範囲0.1-30ppm)
【適用試料】 コーン、コーン粉、コーングルテンミール、コーングルテンフィード、DDGS、小麦、ふすま、小麦粉、漂白粉、小麦グルテン、大麦、大麦麦芽、オーツ麦、ライ麦、ソルガム、大豆ミール、米粉 等
USDA GIPSA/AOAC PTM性能認証

◆TotalTox フモニシン (定量範囲0.1-100ppm)
【適用試料】 コーン、コーン粉、マサ粉、コーングルテンミール、DDGS、ソルガム
USDA GIPSA性能認証

◆TotalTox ゼアラレノン (定量範囲50-2000ppb)
【適用試料】 コーン 、小麦、DDGS、コーングルテンミール
USDA GIPSA性能認証

イムノクロマト法による2分~5分間のストリップテストでマイコトキシンの定量が可能。専用のスキャナシステムを用います。製造は米国EnviroLogix社。マイコトキシンのほか遺伝子組換え作物GMOや植物病害用のテストストリップを多種製造販売しています。

長らくご愛顧いただいているQuickScanシリーズおよびQuickScan FLEXシリーズがアップデート、新しいブランド名TotalToxシリーズとして統合されます。

概ねQuickScan FLEXキットがTotalToxキットとなります。またオリジナル仕様のQuickScanキットは近日中に終売となり、TotalToxキットに統合されます。
またTotalToxシリーズには、マルチトキシン一斉検査用として、マルチテストADF、マルチテストADFZが登場します。

マルチテストでは、複数マイコトキシンを独自処方のバッファーで一度に抽出、コーム仕様のストリップで同時に試験、QuickScan IIシステムで同時に解析ができます。まずはコーン試料からですが、今後対応試料も拡張される予定です。

AOACやUSDA GIPSAの性能認証は、従来の認証を引き継ぎつつ今後はTotalToxシリーズ上で取得を進めてまいります。

操作方法

コーン試料におけるマルチトキシン同時抽出一斉試験の操作法をご覧いただけます
動画はコチラ YouTubeにジャンプします

振とうした抽出液(上澄み)とバッファー液をまぜ、ストリップを挿入。所定時間(2分~5分)静置。室温が20~24℃以外の場合インキュベーターを用います。

下端を切り離してスキャナトレイにのせて、PCのアイコンをワンクリック。

10秒後には測定値が表示され、テスト終了。

試料IDを入力すると、PDFレポートおよび表形式のデータが自動的に蓄積されます。

精確な定量の仕組み

ストリップ上部には、様々な試料に対応できるよう、マトリックス標準液による検量線の情報が埋め込まれています。
この情報をストリップの発色ラインと共にスキャナが読み込み、独自のアルゴリズムで解析。
さらにキットの製造ロットごとに新たに埋め込んであるので、ロット間における測定誤差が低減されます。
また、ELISA法のようにテストごとに検量線用の参照標準液にテストを浪費することがないので、低コストに抑えられます。

QuickScan イムノクロマトリーダーシステム

適用=QuickScanマイコトキシン シリーズおよびQuickStix 遺伝子組換えGMO シリーズ
仕様=WindowsPC 一体型スキャナリーダーシステム(解析ソフトインストール済み)ほか

ここがポイント
  • DONテスト、アフラトキシンテストとも、USDA/GIPSAおよびAOAC PTM性能認証品です。
  • アフラトキシンテストは厚生労働省通知 簡易迅速測定法装置(定性)要求基準に合致しています。
  • 短時間で単純な試験操作とワンクリック解析で定量値がえられます。機器分析はもちろん、ELISAよりも圧倒的に簡単です。
  • 自然汚染試料のHPLC分析値に基づくマトリックス標準検量線がストリップバーコードに埋め込まれているので、ELISAと比べて高い精度と真度を確保できます。
  • しかも参照標準液の分の試験も不要なのでムダの無い試験が可能、コストが削減できます。
  • 操作が容易なので試験法のバリデーション自体の負担が少ないのも魅力です。
  • QuickScan イムノクロマトリーダーは同社遺伝子組換え作物キットシリーズにも利用できます。
資料はこちら

QuickScanマイコトキシン シリーズ


QuickScan マイコトキシンシリーズ

イムノクロマト法による3分~10分間のストリップテストでマイコトキシンの定量が可能。専用のスキャナシステムを用います。製造は米国EnviroLogix社。マイコトキシンのほか遺伝子組換え作物GMOや植物病害用のテストストリップを多種製造販売しています。

仕様=50テストストリップ、反応容器、反応バッファー、抽出液ほか
測定原理=競合イムノクロマト(専用のリーダーシステムが必要です)

◆QuickScan オクラトキシンA (定量範囲1.5-30ppb)
【適用試料】 小麦、コーン
AOAC PTM性能認証=小麦

◆QuickScan T-2/HT-2 トキシンFLEX (定量範囲25-2500ppb)
【適用試料】 コーン

QuickTox マイコトキシン

QuickTox マイコトキシン(目視) 

イムノクロマト法による5分間のストリップテストでマイコトキシンの定性スクリーニングが可能。目視判断によります。
現在はアフラトキシンのみ。抽出に50%エタノール

仕様=50テスト(ストリップ、反応バッファー、反応カップ、ピペットチップ)
測定原理=イムノクロマト・目視定性
感度=キットによる

◆QuickTox アフラトキシン EtOH
【感度】 10ppb未満(2、3分)、20ppb基準(5分)
【適用試料】 コーン

ここがポイント
  • 短時間の単純な試験操作、目視で定性スクリーニングができます。
資料はこちら
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